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職員からのメッセージ

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2011/12/09(金)  本より学ぶ


次々に「こんにちは!」「お願いします!」と、ノートや模造紙を抱えた中学一年生たちが図書室へやってきます。全員揃うと、チャイムが鳴る前に自治委員長は私に「時間がもったいないので」と言って、さっそく始業の挨拶をします。
今日は中学一年生の社会科の調べ学習。都道府県について、自分たちがテーマを決め、詳しく調べて発表のためのレポートを大きな模造紙にまとめます。その六時間目です。
生徒たちは二〜三人ずつの班にわかれ、模造紙に研究メモのまとめを書いたり、グラフを貼ったりと分担作業をしています。

社会科担当教諭と学級付の先生は、机をまわって、生徒をほめたり、ここはこうよとアドバイスしたりしています。
もっと調べたいと言う生徒の話を聞いて、地理に限らず歴史や人物、風俗習慣、産業や食べ物といったコーナーに走って、資料を紹介したり、必要な箇所のコピーをとったりしているのが私、司書の仕事です。パソコンで調べている生徒には、そのデータの信頼性がどうかを判断しアドバイスするのもまた私の大切な仕事です。

教室での座学とはちがい、図書室での授業は実に魅力的だと担当の先生はおっしゃいます。それは雰囲気が生徒を積極的にして、テーマを多角的にとらえることができるという調べ学習の醍醐味があるからだと思います。
調べ学習は、教師にも司書にもとても勉強になります。教師は綿密な計画をたて、生徒の自立的な勉強がうまくいくように莫大なエネルギーを注ぐ必要があります。司書は日ごろから、いつでも生徒が利用できる資料を配備し、必要に応じ迅速に生徒に手渡さなくてはいけません。生徒の問いかけに答えてくれるだけでなく、さらに本が生徒に新しい問いを投げかけるような魅力的な資料を、です。
 
図書室での「調べ学習」は、生徒も先生も司書もともに学んで向上できる授業です。
私は、最近の本校は「図書室は第二の保健室」という時代は終わり、生徒と本が問いかけ語り合う活気あふれる図書室利用の時代に入ったと感じます。
これからさらに、生徒と先生のための学習センターとしての図書室、生徒の自立的・主体的な「学び」の援助ができる図書室作りを心がけていきたいと思います。  

2011年12月8日                          

教務課図書室 司書 米田仁美


2011/11/04(金)  「悲しみに包まれた8ヶ月前の春の出来事を忘れられない。 そこで、紅葉で色鮮やかなこの季節に芥田学園のせんだん祭では、・・・笑顔で。」

3.11の未曾有の大地震と津波で東北を中心にたくさんの悲しみに包まれた。このことをきっかけに生徒会がすでに決定していたせんだん祭のテーマ変更の声を上げ、再び評議会が開かれた。そして、今年のテーマは、東日本大震災を機会にチャリティーを目的として、「未来〜明日へ〜」となる。
せんだん祭を実行するにあたっての趣旨が、「生徒たちの、生徒たちによる、来てくれた人も参加できる、誰か(震災・津波の被害があった人、貧困に苦しむ人たち)のための文化祭」となる。このことにより、生徒自信が震災者に対して何が出来るのかを考えたHR展になった。
東北の企業から「東北がんばろう牛乳」を、青森の農家と連絡を取り「青森りんご」を、地元企業のヤタローから「小麦粉」を、地元養鶏場から「たまご」等の協力をして頂きながら地元企業や生産者や被災者の声を紹介して、いろんな人の思いを込めた飲食販売を行う。
東北の地に行き、生徒自身の目で見て、足で集めた真実の情報を展示して、東海沖地震の震災を予測し、今後の防災につなげるHR展を行う。
福祉科は、3学年を縦割りにして、テーマ「障害者への理解を深める」より福祉用具などのものづくりからアイマスクを使用して、視覚障害体験の迷路や障害者施設で作られた品物の物品販売を行い授業で行われていることを生かしたHR展を行う。
この他、紹介できないのが残念であるが、アイデアに満ち溢れたHR展が計画された。昨年とは違い、同じ出し物が無く、各HRの個性が溢れた独創的なものになった。また、各部活(運動部・文化部)の発表も昨年の部展を上回る作品・体験会になって、人を感動させるものになっている。知恵を出し合い、準備に時間を掛けて、それぞれが協力して、試行錯誤しながら行われるHR展・部展がとても楽しみである。
一つの学校行事から地域・企業協力(ヤクルト、すずしょう、鳥源、浜松ハム、明石被服)、PTA、学校後援会の協力のもと、たくさんの感謝が満ち溢れて、感謝の連鎖が起こる「地域のコミュニティーの場・情報発信基地」として、一歩成長してきたことを感じます。
君たちがこのせんだん祭を通して送る「がんばれ!日本・東北」のメッセージをきっと観にこられるお客様や震災・津波の被害があった人、貧困に苦しむ人たちに届くでしょう。  
本校の校訓『人格・学修』の教えの中で、浜松女子商業高校の時代から「愛と真」二つの精神・誠心を大切にしてきた。その精神が「がんばれ!日本・東北」の中に息づいている。そして、来年度は、浜松修学舎と校名が変わるが、「愛と真」の精神を伝統として、駅伝のタスキのごとく伝承して行こうではありませんか。それを実行できる良き機会となるこのせんだん祭を通じて・・・そして、紅葉で色鮮やかなこの季節に似合う思いっきりの笑顔でおもてなしをしよう。

生徒指導部長
間渕 功


2011/08/30(火)  夏季講習を終えて

今年の夏は連日「猛暑日」が続く大変暑い夏でしたが、本校では8月の上旬と下旬に合計10日間の夏季講習が全校生徒参加で行われました。1日につき3時間、10日間で計30時間の講座です。
 
講習では、国語・英語・数学(ビジネス科は簿記やパソコン)の基礎力強化や、大学受験や就職試験に向けた実力養成を行いました。面接練習や小論文講座もあり、普段は十分に時間をとるのが難しいことにもじっくり取り組むことができるのが夏季講習の良いところです。
 夏休みが減ってしまうことを惜しむ生徒もいないわけではありませんでしたが、この30時間の講習をやり遂げた生徒たちの努力は素晴らしいものでした。この体験が自信となって生徒の成長の糧となってくれることを願っています。

明日からは、2学期がスタートします。2学期が生徒にとって実り多き学期となるように、私たち教職員一同は明日からまた全力を挙げて教育活動に取り組んでいきたいと思います。
   
消しゴムを八十円で新調す 時計のベルト変えて二学期
             俵万智『サラダ記念日』より

教務部長 原田恵子


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